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2011年 06月 30日
四十肩になった。
左の肩から二の腕にかけてが痛い。 前に出しての腕の上げ下げは出来るが、ダ・ヴィンチの絵みたいに腕を真横に大きく広げた状態での上げ下げが出来ない(今、調べたら、「ウィトゥルウィウス的人間」というのが絵の名前らしい)。 ある程度の重みのあるものを肩の高さより上で支えていることが出来ない。 「四十肩ですよね?」と私が聞くと、鍼やカイロプラクティックのセンセイはとても紳士的なので言葉を濁す。 「腕は上がるから、まあ、四十肩というか、まあ、その前兆というか、まあ、ねえ。慢性的な極度の筋肉痛というかね、腱鞘炎だね。」 つまりは四十肩だということだ。 四十肩という言い方はもともとなく、五十肩を40代で経験する人が増えてきたので、このような言葉が出来るようになったと聞いたことがある。 カイロのセンセイによると、四十肩になる人の年齢は序々にあがっており、今では40代を飛び越えて30代にとても多く、時には20代前半の人がクリニックを訪れることもあるとのこと。 コンピューターやゲームの長時間の使用が主な原因と考えられる。 人々が、五十肩を50代で経験していた頃は、農家の人や料理をよくする人がなっていたという。 鍬を振ったり、食べ物を捏ねたり混ぜたりするのに腕を使うからで、本来、腕を動かす際には、背筋を利用するところを、年齢が上がるに従い筋肉が衰え、腕の力だけで作業を行うようになるので、腱鞘炎になってしまうのだという。 つまり、手首を痛くしてしまうピアニストのような職業病というよりは、年齢による理由が大きいのだと。 そういう意味では、コンピューターをやり過ぎる20代の人のは、五十肩とは言えないような気もする。 彼らのも職業病、または生活習慣病ではないか? 私の場合もコンピューターをよく使うし、マラソンをやるので腕をよく振るし、パンを作るんで生地を捏ねたりしていたから、生活習慣病と言いたいところではあるが、背筋がほとんどないらしいので、やはり四十肩なのであろう。 最初は鍼、それからカイロ、今はカイロ+マッサージで治療を行っている。 鍼のセンセイ曰く、肩は最も治りにくく、人によっては半年から一年はかかるとのこと。 腰をやられた人などは、傍から見ると余程重傷そうに見えるが、2、3回も通えば治っていくのに対し、肩は薄皮が剥けるみたいに、すこおおおしずついやらしく治っていくとも言っていた。 軽症なので3ヶ月くらいかなあ?と鍼のセンセイもカイロのセンセイも口を揃えて言っていたが、その3ヶ月が過ぎようとしている。 薄皮が一枚か二枚剥けたところだろうか。 いつ頃治るのだろう?
by bp1219
| 2011-06-30 08:22
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