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2010年 12月 14日
ゴールまで約ひと月となった。
あと少しというところだが、ここのところ、寛平ちゃんは足が痛いそうである。 昨日だかは、「足首とかに限界を感じている」とまで言っていた。 今週の金曜(17日)はマラソンを開始してからまるまる2年の2周年記念日である。 その間、毎日、平均50キロを走っているわけだから、これまでにも、限界は何度もきているのだろう。 以前にも書いてきていることだが、マラソン自体は、決して人を健康にはしない。 膝や足首に故障が起きるのは簡単に想像できるし、足の裏の赤血球だかをつぶしてしまうので、貧血気味の人は更に貧血になる。 マラソンをやっている人が健康であるとすれば、それは、マラソンをするために健康でいなければならないからだろうと思う。 結果的に健康にはなるが、マラソン自体は身体を壊す行為であると言ってもいいと思う。 私のような、やっとハーフマラソン(21キロ)を走れるぐらいの身体だと、10キロを超えた頃から異常をきたし始める。 走り終えた後に、ものすごい疲れがどっと押し寄せてふらふらしたりする。 そのような体調のことだけでなくとも、男性だと、Tシャツで乳首が擦り切れ始めるはずだ。 女性では、オリモノ用のライナーをつけていたり、ピッタリした下着をはいていたりすると、その線に沿って擦り傷が出来る。 10キロくらいだと、走っている時には分からないのだが、帰ってシャワーをあびる時に、結構な痛みを感じる。 15キロを過ぎると、走りながらでも「あー、擦れ切れてきたなあ」と分かる。 私はまだ経験していないが、足の爪が黒くなったりもするそうだ。 もちろん、こうしたことを未然に防ぐための商品やテクニックはあるが、何が言いたいかと言えば、たかだか10キロや20キロでもこんなであるから、毎日50キロというのがどういうことなのかは、全く想像できないくらいの負担なのだろう、ということが想像できるというものだ。 こういう時、本来は「あまり無理をせずに」と言うべきなのだろうけれど、無理してでもゴールして欲しいなと思う。 たぶん、本人が一番、そうしたいと思っていると思う。
by bp1219
| 2010-12-14 00:57
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